はじめに
この記事では、eMeetのウェブカメラの仕様をNOVA、C960、C980 Proの3モデルで徹底的に比較して、どれを選べば解説します。
在宅勤務やテレワークと併用して仕事をする場合に必須になるのがWeb会議です。
Web会議で声が聞こえにくい、表情がわからなくてコミュニケーションが取りにくいといった問題を解決するのがウェブカメラやスピーカーフォンです。
今回は、Web会議を快適にしてくれるウェブカメラの仕様を比較することで、どんなウェブカメラがおすすめなのか、使う用途や環境を考慮して丁寧に解説します。
eMeet社について

『eMeet』というメーカーの製品を使用したことがない、初めて聞くという人も多いのではないでしょうか。
まず、今回紹介するウェブカメラを販売するメーカーである『eMeet』とはどのような会社であるのか、信頼できる企業であるのかを説明します。
世界に展開する専門的音声メーカー
eMeet社はHUAWEI、Harman、TCL、KugouなどのIT大手企業の出身の人たちによって組織された企業です。

eMeet社は世界的にも有名な専門的音声メーカーとしての立ち位置を確立しています。
スピーカーフォン、ウェブカメラなどの様々な高品質製品を扱い、積極的に世界各地の大規模なオンライン販売を行っています。eMeet社の製品は高品質な音で自由なコミュニケーションを実現します。
すでにスピーカーフォンやウェブカメラの大きな販売実績があり、製品の品質やレビューも高いため、信頼できるメーカー・ブランドです。
中心製品はウェブカメラやスピーカーフォン
eMeet社は設計、生産、包装、販売などのプロセスに厳しい要求があるようで、そのプロセスを経て販売されているウェブカメラやスピーカーフォンは高品質な製品です。
Amazonを始めとするECサイトで世界規模のオンライン販売を行っています。
低価格帯から高性能なものまで幅広いニーズに応えることができる製品を展開しています。
eMeet NOVA、C960、C980 Proの比較まとめ
eMeet社が販売しているウェブカメラの中から、本記事では3つのウェブカメラを取り上げて比較し、違いを解説していきます。
本記事で取り上げるモデルは下記の3つです。
eMeet NOVA

eMeet C960

eMeet C980 Pro

基本仕様の比較一覧表
上記の3つのモデルはすべてWeb会議用のウェブカメラですが、仕様に違いがあり、それに伴って価格も違います。
購入するときに参考になるように基本的な仕様と価格帯を比較表としてまとめました。
NOVA | C960 | C980 Pro | |
価格 | ¥4,999 | ¥2,999 | ¥9,699 |
解像度 | 1080P 30fps | 1080P 30fps | 1080P 30fps |
視野角 | 75°広角 | 90°広角 | 90°広角 |
フォーカス範囲 | 0.05 〜 5 m | 0.8 〜 5 m | 0.05 〜 5 m |
自動HD光補正 | ○ | ○ | ○ |
スピーカー | ☓ | ☓ | 内蔵スピーカ × 2 |
マイク | 内蔵マイク × 2 | 内蔵マイク × 2 | 内蔵マイク × 4 |
雑音除去 | ○ | ○ | ○ |
レンズカバー | ☓ | ☓ | ○ |
三脚対応 | ○ | ○ | ○ |
サイズ | 98×65×48mm | 84×101×38 mm | 84×101×38 mm |
※ 価格は2020年11月のAmazon価格参照
比較表で見ると、あなたの使用する環境に最適なウェブカメラがどれか一目瞭然ではないでしょうか。
各モデルの特徴を一言でいうと、「NOVA = バランス型」「C960 = 廉価」「C980 Pro = ハイパフォーマンス」という印象です。
各モデルの機能と特徴を解説
ここからは、各モデルの機能や特徴について、さらに詳細に解説していきます。
比較表で気になったモデルのウェブカメラがあればチェックしてみてください。
eMeet NOVA
『eMeet NOVA』の主な機能・特徴は以下の通りです。
- 最大解像度:1080p/30fp
- 有効画素数:200万画素
- 内蔵マイク:ステレオ VoiceIATM
- エコーキャンセルリング技術
- 集音範囲:360°
- レンズ:4層高性能光学
- オートフォーカス
Web会議で使用するウェブカメラとしては必要十分な機能を備えています。
内臓の2つのマイクはエコーキャンセリング機能搭載でハウリングなども防止しつつ、360°集音の自然なステレオサウンドを相手に届けることができます。
ZOOMを始めとする各Web会議ソフトウェアにも対応しています。
『eMeet NOVA』にはスピーカー機能が付いていないので、別途スピーカーフォンやイヤホンと一緒に使う、もしくは音声出力はPCで十分という場合には特におすすめです。
eMeet C960
『eMeet C960』の主な機能・特徴は以下の通りです。
- 最大解像度:1080p/30fp
- 有効画素数:200万画素
- エコーキャンセルリング技術
- 集音範囲:360°
- レンズ:4層高性能光学
- 固定フォーカス
『eMeet C960』はとにかく安いことが特徴です。
安くても十分すぎるほどの機能を備えているコスパ抜群のウェブカメラです。
3,000円以下で買えるウェブカメラであるにも関わらず、フル高解像度1080p 200万画素であり、高性能なマイクも搭載しているので全く不自由なく使用できます。
価格も安く、在宅勤務で個人で購入するウェブカメラを検討している方におすすめの製品です。
eMeet C980 Pro
『eMeet C980 Pro』の主な機能・特徴は以下の通りです。
- センサー:1920×1080p CMOS
- 最大解像度:1080p/30fp
- 有効画素数:200万画素
- 内蔵マイク:無指向性AIマイク×4
- ノイズキャンセリング
- 集音範囲:360°
- レンズ:五つアンチグレアレンズ (AG)
- マニュアルフォーカス
- 内蔵スピーカー:高性能スピーカー×2
とにかく全てにおいて高性能なウェブカメラなので、1万円以下ならと考えているなら『C980 Pro』で決まりです。
ノイズキャンセリングや光量調整も優秀で、つなぐだけで快適なWeb会議の環境を実現できます。
『C980 Pro』1台でWeb会議に必要なカメラ・マイク・スピーカーの3役をすべて搭載している隙がないウェブカメラです。
eMeetのウェブカメラを選ぶならどれがおすすめなのか
今回比較したeMeetのウェブカメラを購入する場合、使用する環境や用途に応じて下記の2択になると考えています。
音声出力もウェブカメラからしたい場合
この場合は『eMeet C980pro』がおすすめです。
PCやモニターに音声出力が付いていない、音質が不満という場合などには『C980 Pro』で一発で解決です。
価格は1万円を少し切るくらいでウェブカメラとしては高級なほうですが、どのような用途でも使い勝手がよく、買ってから後悔したくないなら候補に入れて良いです。
音声出力は別途ある場合 (イヤホン、スピーカーなど)
この場合は『eMeet C960』がおすすめです。
スピーカーは付いていないものの、カメラとマイクの性能は『C960』も十分な高性能です。
価格が安くコスパ抜群のウェブカメラなので、浮いたお金でスピーカーフォンやイヤホン/ヘッドホンを購入するのも良いです。
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おわりに
今回は、eMeetのウェブカメラ3モデルを徹底的に比較することで、どれが買いなウェブカメラかを解説しました。
使用する環境や使っているPC、モニターによってもどんなウェブカメラを選ぶと良いか変わってきます。
ガジェット、特にパソコン周辺機器を選ぶときには、この記事にまとめているように仕様や特徴を比較して選ぶことをおすすめします。
価格だけで判断して購入後に後悔しないような製品選びをしていただきたいです。