はじめに
リモートワーク、在宅勤務が広く一般に運用されるようになり、最近注目されて広がっているのがWeb会議システムです。「Zoom」「Whereby」「GoToMeeting」など様々なサービスが活用されています。
そんなWeb会議を自宅やカフェで行うという人は多いですが、そこで問題となるのが「相手の音声が部屋に漏れること」や「自身の声がうまく伝わらない」といった聞くこと話すことに対する不自由です。
特に、ご自宅に小さい子供がいる場合などは、Web会議の音声が部屋に流れてしまうことを避けたいと思います。
この記事では、そんなWeb会議を快適に自宅で行うために使える『マイク付きのヘッドホン』のおすすめを紹介します。自宅でWeb会議をしようと思っている方、書斎がなくて家族の共有スペースでWeb会議に参加しないといけない方は購入を検討してみてください。
マイク付きヘッドホンでWeb会議を快適に！
ヘッドホンをPCに接続してもWeb会議の音声が上手く聞こえないことや、こちらで話す声が上手く届かないという経験をしている方も多いのではないでしょうか。また、急に在宅でWeb会議をする事になり、子供や家族がいるロビングで参加しなければいけない方もいるかと思います。
音楽を聞くためにヘッドホンやイヤホンを持っているという人がほとんどだと思いますが、同じものを使ってWeb会議が快適にできるかといったらその限りではありません。
Web会議で使用するヘッドホンはできるだけ「有線」が良いと思います。
「Bluetooth」も非常に性能が上がっているため、”Bluetooth 5.0”対応であれば、音声のラグや音質に問題はありません。しかし、充電忘れ、接続切れなどのリスクがあるため、重要な会議の途中で音声トラブルが起こる懸念があります。少しでもリスクヘッジをするという意味でもできるだけ「有線」のヘッドホンを購入ください。
これ以降で『マイク付きヘッドホン』のおすすめ7選を紹介します。用途に合わせて色々と比較検討してみてください。
マイク付きヘッドホンのおすすめ7選
Web会議におすすめのヘッドフォンを7個紹介します。
Web会議用途にめちゃくちゃ高価なヘッドホンは不要ですので、5,000円前後でできるだけコスパが良く、有線でマイク機能付きのものを選択しています。
YAMAY Bluetooth ヘッドホン ワイヤレスヘッドセット密閉型
メーカや音質など特別なこだわりがない方はこのヘッドホンでまず間違いないと思います。4,000円前後で非常にお買い求めやすい値段ですが、機能と操作性は十分なものを備えています。
ヘッドホン内臓のマイクがついているので通話も快適です。
■ ワイヤレス(Bluetooth)と有線
Bluetooth 5.0に対応しており、高速で安定したワイヤレスヘッドホンとして使用できるだけでなく、オーディオケーブルで接続することで有線のヘッドホンとしても使用できます。充電切れや電波の干渉などが不安な時は有線で安心して利用できます。
■ 同時に二台スマホと接続可能
1台のワイヤレスイヤホンで同時に二台スマホと接続可能なので、社用スマホと私用スマホの両方に接続する事ができます。会議や仕事の電話が無いときは、私用のスマホから音楽を聞くなどの仕事と娯楽の両立や気分転換も容易です。
NISHEN ワイヤレスヘッドホン ANC機能搭載 ヘッドセット密閉型
高性能なノイズキャンセル機能もついており、外出先やカフェなど周囲が少しうるさい環境下で使用される方にはおすすめです。値段は6,000円程度で少し高いと思う方もいるかも知れませんが、機能や音質を考えると十分コスパが良い製品です。
■ アクティブノイズキャンセリング技術を採用
周りのノイズを遮断するモードのことで、音楽を聴く時や移動中の飛行機・電車、またはカフェや自宅で落ち着きたいときなど、周囲の騒音を消し、音だけを聞こえるようにする事ができます。
■ ワイヤレス(Bluetooth)と有線
Bluetooth 5.0に対応していることに加えて、3.5mmオーディオケーブルジャック付き、電量が切れた後でもケーブルを通じて接続してケーブルヘッドホンとして使用できます。
OneOdio DJヘッドホン 密閉型モニターヘッドホン
音楽鑑賞、ゲーミング用、Web会議など様々な用途にも使える高性能なヘッドホンです。口元に伸びる専用のマイクが付いているのでこちらの声もクリアに集音することが出来ます。マイクが口元に近いのは、言葉を発することが多いWeb会議には向いています。
■ 高性能なマイク付き
マイクは上下360°調節でき、ノイズキャンセリング技術を用いているためクリアな会話ができます。 マイク付きの便利なコントローラーにより、マイクのON/OFF、ボリュームを手元で調節できます。
■ ケーブル交換（リケーブル）可能
このヘッドホンは”有線専用”のものですが、ケーブルは脱着可能なので、持ち運びや収納時に邪魔になりません。断線などが起きた際にも交換可能です。
Conambo ヘッドホン ANC CQ4 密閉型
とにかく安いです。2,000円程度で購入可能です。安いとはいえども機能は十分備えていて、埋蔵マイクやノイズキャンセル機能があります。とりあえず、ヘッドセットでのWeb会議に挑戦するときに、お試しで買ってみるのも良いと思います。
■ ノイズキャンセル機能搭載
環境騒音を約85%低減する高精度アクティブノイズキャンセリング回路を搭載して、飛行機、バス、地下鉄、列車などの騒音を効果的に低減することが出来ます。
■ 人間工学に基づいたデザイン
シンプルなデザインですが、イヤークッショ ンは合成プロテインレザーで作られ、人間工学に基づいた特別な正方形スタイルのデザインです。長時間着用しても快適で、耳が痛くなりません。
Razer Kraken for Console ゲーミング ヘッドセット
こちらはゲーミング用のヘッドセットで9,000円程度するため、今回紹介しているヘッドホンの中では一番高価なものです。しかし、マイクの性能や音質に加え、厚いパットで長時間つけていても疲労が少ないなどのメリットは大きいです。個人的には、長時間の使用が予想される方は少し良いものを検討してほしいです。
■ 格納できる単一指向性マイク
単一指向性マイクでクリアなコミュニケーションが実現できます。 格納式で必要に応じてイヤーカップから引っ張り出して距離と位置の調整が可能です。
■ 長時間の装着も疲労感が少ないクッションとフレーム
冷却ジェル注入型Oval（楕円形）イヤークッションや厚みを増したパッド付きボーキサイトアルミ製フレームで構成されているため、長時間の使用でも快適さを維持できます。
Soundcore Anker Soundcore Strike 1
機能と値段が本当ならばめちゃくちゃ高コスパ商品です。ノイズリダクションマイク、冷却ジェル入りパッド、音量調節機能など様々な機能が入って4,000円前後で買えます。ただし、レビューにマイクが不調だったとの書き込みもありますので少しご注意ください。
■ ノイズリダクション対応ブームマイク
取り外し可能なノイズリダクション対応のブームマイクが、あなたの声を明瞭に伝えます。また、IPX5防水規格に対応し、汗やドリンクなどの水分からマイクを守ります。
■ 長時間利用でも快適さをキープ
冷却ジェルを注入した形状記憶のイヤーパッドにより、長時間装着しても暑くなりにくく、快適なフィット感を保ちます。
HyperX Cloud Alpha ゲーミング ヘッドセット
最後は見た目もカッコいいヘッドホンです。Web会議では自分の顔を映すことも多いと思います。そのときに一緒に映るヘッドホンはカッコいいほうが良くないですか。赤いフレームがクールな印象を演出します。機能も間違いないので、見た目が良いと思ったら候補に入れてみてください。
■ 取り外し可能なノイズキャンセリングマイク
口元に伸びるマイクはノイズキャンセル機能がついたマイクで、必要のない時は取り外すことも出来ます。ケーブルも取外し可能なので、マイクとともに取り外して持ち運びに便利です。
■ 耐久性に優れたフレームと快適な付け心地
赤色のフレームはアルミ製で耐久性が高いです。さらに、クッションには低反発素材を使用しており、柔らかいイヤークッションは快適な付け心地を実現します。
Web会議用のスピーカーフォンも検討している方はこちらもおすすめ
Web会議をより快適にするためにウェブカメラに加えてスピーカーフォンを活用するとより快適に会議ができます。
私のおすすめは下記のスピーカーフォンです。
その他のスピーカーフォンも10選という形で記事にまとめていますので、購入を検討されている方は、そちらも参考にしてください。
＞＞＞【2020年最新】Web会議に必須 – スピーカーフォンのおすすめ10選
おすすめのWeb会議システム
数多くのWeb会議システムがありますが、どれを使おうか決まっていない方に2020年の現在おすすめするのは「Zoom」というサービスです。
無料でも会議に参加できたり、録音・録画、リモート操作、画面共有など多種多様な機能が備わっています。
詳細については過去の記事で書いているので、興味があれば目を通して見てください。
＞＞＞Zoomは在宅勤務にもおすすめ【無料のWeb会議システム】【特徴まとめ】
終わりに
在宅ワークが増えるとどうしても、仕事と家族などのプライベートが混ざってしまいがちです。そんなときに音という面でしっかりON/OFFを切り替えるという意味でもヘッドホンはおすすめします。
高価なノイズキャンセリングなどはなくてもWeb会議には十分な機能を持つ安価なヘッドホンはたくさんあります。
自宅での会議をより快適に、そして会議相手に迷惑をかけないという意味でも是非Web会議の環境を整えることを検討してみてください。
