この記事では長時間のウェブ会議やオンラインでの打ち合わせで疲労を感じているという人に疲労軽減の方法の一つとして「スピーカーフォン」を使うことをおすすめします。
在宅勤務やテレワークの普及で通勤や移動の時間が削減されたのは、働く人にとっては大きなメリットです。
その一方で、今までは移動時間で参加できなかった会議にも参加できるようになり、会議の回数が増えた、休憩時間がなくなったという人も多いのではないでしょうか。
長時間のウェブ会議は想像以上に疲労が蓄積します。
今回の記事はそんな疲労の原因を一つ取り除くための参考になると思います。
ウェブ会議での疲労の原因はイヤホン・ヘッドホン
ウェブ会議をするときには、イヤホンやヘッドホンを使っているという人が多いと思います。
イヤホンやヘッドホンをすることによって「相手の声が聞きやすい」「周囲に音漏れがしない」といったメリットがあるので、自宅や会議の環境によっては必須という人もいるかと思います。
しかし、そのイヤホン・ヘッドホンがウェブ会議での疲労の原因になっているのです。
イヤホン・ヘッドホンを使うと疲労する理由
イヤホンやヘッドホンをウェブ会議で使用すると疲労が溜まってしまう原因は主に2つあります。
- 必要以上に大きい音量で聞いてしまう
- 大きな声で話してしまう
これだけでもピンときている人もいるかと思いますが、これらの理由についてもう少し詳しく説明していきます。
必要以上に大きい音量で聞いてしまう
ウェブ会議では相手の声が聞こえにくいと音量を上げて調整することが多いです。
わざわざ「もう少し大きい声で話してください」とは言えないことが多いため、自分で調整するほうが楽で簡単だからです。
特に複数人が参加するウェブ会議のときには、一人でも声が小さい人がいるとその人に合わせて音量を上げないといけないので、かなりの大音量にまで音を上げることもよくあります。
そのため、大人数で行うウェブ会議が長時間続くと耳から疲労が蓄積することになります。
大きな声で話してしまう
ウェブ会議ではこちらの声が相手側でどのように聞こえているのが把握できないので、大きな声でハキハキと話すことが大切です。
それでも聞き返されたり、上手く伝わらないことも多々あり、その度にさらにゆっくり大きい声で言い直す必要があります。
そのため、通常よりも大きな声で長時間話すことになり、疲れを感じている人も多いようです。
さらに、遮音性が高いイヤホンやヘッドホンを使用すると自分の声が小さく思えたり、こもって聞こえるので余計に大きい声を出してしまいます。
疲労軽減にはスピーカーフォンがおすすめ

スピーカーフォンは複数人でウェブ会議に参加するときに使用するものと思っている人がいるかもしれませんが、実際は一人で使うのにもおすすめです。
一人でもスピーカーフォンを使うことをおすすめする理由は3つあります。
- 集音性が高く大きい声を出す必要がない
- 音質もよく聞き間違い・聞き直しが減る
- ワンタッチでミュートや音量を調整できる
今、イヤホンやヘッドホンを使用している人で仕事終わりに疲れがたまると感じている人はスピーカーフォンの導入を是非検討してみてください。
スピーカーフォンの導入で疲労低減
スピーカーフォンを使うことでそんなに疲労が軽減されるのか疑問な人も多いと思います。
疲労軽減という面に関して言うと、正直なところ個人差があるので絶対に効果があるとは言えません。
しかし実体験として、スピーカーフォン「eMeet Luna」を導入して、ヘッドホンを使っていたときと比較して、実際に私自身は疲労が軽減したと感じています。
私の在宅勤務でのウェブ会議の時間は「一週間で15時間低程度」です。
一日あたり3時間程度ヘッドホンをしてのウェブ会議をスピーカーフォンに変えただけで日々の疲れはかなり軽減されました。
音漏れ・家族や子供の声が入る環境の人はヘッドセットがおすすめ
疲労軽減にはイヤホンやヘッドホンよりもスピーカーフォンがおすすめと書きましたが、使う環境によってはスピーカーフォンは仕事にマイナスになることがあります。
例えば、家族や子供のいる環境でウェブ会議をしている人は必ずイヤホンやヘッドホンをするようにしてください。
その理由は2つあります。
- 子供の声が入ると会議に支障がある
- 会議の内容が漏れてしまう
特に気をつけたいのは「会議の内容が漏れてしまう」ということです。
家族なので信用できると思いますが、不意にSNSで投稿してしまうことや友達との雑談で仕事の内容が漏れてしまうなど小さいですがリスクがあります。
意図せずに家族が仕事に影響を与えてしまうのはお互いにとって不幸なので、できるだけウェブ会議は家族に聞かれないように工夫しましょう。
一人で使うのにおすすめのスピーカーフォン

ここでは自宅の部屋で一人で使うにのおすすめのスピーカーフォンを3つ紹介します。
コスパ重視で集音性と音質などが優れているものを紹介するので、ウェブ会議が多くて疲労は溜まっていると感じている人は是非検討してみてください。
eMeet Luna
非常にコンパクトなボディで音質やノイズキャンセルなども優れているので、コスパが良いスピーカーフォンです。
ノイズキャンセリングがしっかりと聞くので、周囲の雑音なども入らずハウリングなどの心配もありません。
PC内蔵マイク・スピーカーと比べると確実に会議のパフォーマンスが高まります。
迷ったら「eMeet Luna」を購入すれば間違いないです。
Anker PowerConf
Ankerのスピーカーフォンで機能性が抜群です。
スマホのアプリから音量調整や電源オフなどの操作もできるので、デスク上での置き場所もかなり自由度が高くなります。
ファームウェアの更新もあるので、マイクや操作性のパフォーマンスもさらに良くなっていくので、長い期間使うことができるスピーカーフォンです。
Kaysuda SP200
Bluetooth接続もUSB接続もできるモデルです。
マイク性能やノイズキャンセリング機能も優秀で、1万円以下で買えるコスパが良いスピーカーフォンです。
見た目も高級感がありデスクの雰囲気も損なわないのでおすすめです。
おわりに
今回は在宅勤務で一人でのウェブ会議にもおすすめのスピーカーフォンを紹介しました。
せっかく通勤時間が減るなど無駄な疲労を避けることができる在宅勤務でなので、ウェブ会議でも快適に疲れない環境を整えたいです。
会社の経費で在宅勤務のデスク用品の補助が出るという企業も多くなってきているようなので、それらも活用してより良い仕事環境を自宅に整えましょう。
>>>【2021年最新】スピーカーフォンおすすめ18選 | Web会議が円滑に【ZOOM対応】【大会議室もOK】