Web会議やオンライン授業では「AirPods Pro」一択なのか? − テレワークで使える完全ワイヤレスイヤホンのおすすめ 【Bluetooth】

はじめに

この記事ではWeb会議やオンライン授業に使うことを想定した場合、ワイヤレスイヤホンは「AirPods Pro」一択なのか、それとも他のイヤホンのほうが良いのかを解説します。

2020年にはテレワーク・在宅勤務が急速に浸透しました。そのため自宅でWeb会議に参加している人も多いのではないでしょうか。実際、自宅に書斎がなく、家族がいるリビングでWeb会議に参加している人も多いようです。

さらに、オンライン授業やオンラインセミナーも一般に広がり、手軽に知識を得たり学習することができるように環境が変化しています。

そんな状況の今、周囲に音を漏らすこと無くWeb会議やオンライン授業を快適に行うために、Bluetooth接続の完全ワイヤレスイヤホンを使用することをおすすめします。

 

Web会議で使う「AirPods Pro」のメリット・デメリット

 

Web会議・オンライン授業に完全ワイヤレスイヤホンをおすすめする理由

『完全ワイヤレスイヤホン』とは、「左右をつなぐケーブルがなく、それぞれが独立しているタイプのイヤホン」のことです。

一人で参加するWeb会議やオンライン授業においてはBluetooth接続の完全ワイヤレスイヤホンを使用することを強くおすすめします。

 

ワイヤレスイヤホンを使うことをおすすめする理由は以下の3点です。

  • 周囲に会議の音が漏れない
  • PCから離れても参加することができる
  • 集中できる

 

周囲に会議の音が漏れない

テレワークをする場所によっては、会社外の人が近くにいるという場合があります。Web会議の内容には、社外秘の内容も含まれているでしょうし、万が一、盗聴や録音されていたときには、仕事に大きな損失を与える可能性もあります。

また、学生の方もオンライン授業を受ける際に自分の部屋以外の場所や、カフェ、外出先ということがあると思います。

そのため、イヤホンなどをすることで周囲に音漏れがないようにすることは最低限の気遣いです。

ワイヤレスイヤホンにはマイク機能も搭載されているので、必要以上に大きな声を出す必要がない点もメリットとしてあります。

 

PCから離れても参加することができる

Web会議にPCから参加していると、どうしてもその場から動くことができなくなってしまいます。しかし、ワイヤレスイヤホンを装着していれば、PCから離れても音声を聞くことも話すこともできます。

最近のワイヤレスイヤホンの接続範囲や安定性はかなり向上しているので、部屋の中にいれば大体が安定して繋がります。

自宅でWeb会議やオンライン授業に参加する場合は、子供の面倒や家事、軽食などを途中でする必要があるときがあります。そのようなときにも、途中で退席することなく会議や授業に参加することができます。

 

集中できる

ワイヤレスイヤホンにはノイズキャンセリング機能がついていたり、シンプルに耳栓の役目をしてくれるため、周囲の音が気にならなくなります。

そのため、目の前の会議や授業の音だけに集中することができます。

また、一人で作業するときにも音楽を聞きながら作業することができ、集中することができます。

 

 

Airpods Proのメリット

『AirPods Pro』をWeb会議やオンライン授業で使用するときの大きなメリットは下記の2点です。

  1. ノイズキャンセリング機能が優秀
  2. 音質良好でスムーズな会話

 

ノイズキャンセリング機能が優秀

AirPods Proが高い評価を受けている理由はこの「ノイズキャンセリング機能」が大きいです。

正確にはアクティブノイズキャンセリング機能といいます。

この機能によって外部のノイズがほとんど聞こえなくなり、誰もいない会議室のような環境で音声を聞き取ることができます。

さらに、適度に周囲の音が聞こえる「外部音取り込みモード」に一瞬で切り替えることが可能です。子供がいるリビングや外出先などでも周りの状況をある程度把握することができて安心です。

音質良好でスムーズな会話

AirPods Proから聞く音声がクリアで聞きやすいことに加えて、内部マイクによるこちらの音声もとてもクリアに相手に伝わります。

AirPods Proの内部マイクには音声を検知するセンサーが搭載されています。そのセンサーと2つのビームフォーミングマイクの連携で、自分の声だけを抽出して入力することができます。

そのため、雑音がある環境でもはっきりと声を届けることができます。

 

Airpods Proのデメリット

『AirPods Pro』は非常に優秀なイヤホンで、普段使いするときには間違いなくおすすめのイヤホンの一つです。

しかし、Web会議やオンライン授業という観点では、下記のデメリットがあります。

  1. 連続通話時間が短い
  2. 長時間の使用で疲労感を感じるときがある
  3. 価格が高い

 

連続通話時間が短い

完全ワイヤレスイヤホン全般的な課題ですが、連続再生時間が短いというデメリットがあります。AirPods Proも一回の充電では「最大3.5時間の連続通話時間」となっています。

充電しながらの利用ができないため、途中で充電が切れてしまうと、ケースに戻して再充電しなければいけません。

特に会議などは想定よりも長引くということがよくありますし、連続してスケジュールされている場合もあり、連続して使用するというシチュエーションはよくあります。

充電が切れて途中退室なんて事態は避けたいものです。

 

長時間の使用で疲労感を感じるときがある

AirPods Proはカナル型というイヤホンとなっています。耳栓型のイヤースピースを耳の中に入れるようにして装着するため、外れにくく、密閉性が高いです。

その一方で、カナル型には「圧迫感がある」「サイズが合わなくて違和感がある」ということを感じる人もいます。適切に調整することで使い心地はほとんどが改善されますが、それでも長時間使用すると負荷がかかり痛みの原因になることもあります。

 

価格が高い

AirPods ProはApple製品ですので、価格は決して安くはありません。

2020年5月現在、最新のAirPods Proは30,000円を超える価格で高級なワイヤレスイヤホンの一つです。

ただし、値段に見合った機能や性能は兼ね備えていますので、特にiPhoneやMacユーザーの人は使いやすさも含めて考えると、買って後悔することはないイヤホンです。

 

 

AirPods Pro以外のおすすめイヤホン

Web会議用のイヤホンを選ぶポイント

この記事でおすすめするWeb会議やオンライン授業で使用するためのワイヤレスイヤホンは下記のポイントで選びました。

  • 完全ワイヤレスイヤホン
  • 価格は抑えめ
  • 装着感が良い
  • 音質が良い
  • 内蔵マイク付き

 

これらの観点で比較して、インナーイヤー型とカナル型でそれぞれおすすめのイヤホンを紹介します
※インナーイヤー型:耳の表面の耳介と呼ばれる部分にイヤホンのパーツをひっかけて装着するタイプ

 

インナーイヤー型

Mobvoi TicPods 2 Pro

< 特徴 >

■ AIジェスチャーコントロールで完全ハンズフリー
■ 搭載マイクにノイズキャンセリング機能付き
■ 連続再生4時間
■ 5分間充電で約1時間の再生

インナーイヤー型で普段使いも考えるなら、「Ticpods 2 Pro」をおすすめします。AppleのAirpodsのような見た目に加えて、ユーザーの頭の動きでの操作などハンズフリーで使用する機能が搭載されています。

長時間の使用でも疲労感がないというレビューも多数あり、どの観点からも高評価なイヤホンです。

 

Apple AirPods

< 特徴 >

■ Apple製品との相性が良い
■ 最大3時間の連続通話時間
■ 15分間充電で約2時間の通話可能

AirPods Proの前のモデルのAirPodsはインナーイヤー型のイヤホンです。価格も2万円を下回っており、今後も値下げが期待できます。

正直、全体的な性能では上で紹介している「TicPods 2 Pro」のほうが高いですが、iPhoneやMacなどを中心に使用している人にはやはりApple製品をおすすめします。ペアリングや使いやすさはApple製品同士の相性が抜群です。

 

カナル型

Anker Soundcore Liberty Air 2

< 特徴 >

■ 搭載マイクにノイズキャンセリング機能付き
■ 最大7時間の連続通話時間
■ 10分間充電で約2時間の通話可能
■ ワイヤレス充電対応

AirPods Proの代わりとなる製品としての評価が高く、音楽聞くという用途でも非常に良い音質のイヤホンです。10,000円を下回る完全ワイヤレスイヤホンではNo.1との呼び声もあるため、迷ったらこちらを購入してみてはどうでしょうか。

イヤーチップも複数サイズが同梱されているため、耳が痛くなる方も調整することができます。

 

JPRiDE TWS-520

< 特徴 >

■ 最大6.5時間の連続通話時間
■ 日本人によるサポート
■ 音楽に特化したチューニング

「JPRiDE」は日本のメーカーで徐々に評価・認知度が高まっている注目のメーカーです。5,000円程度のイヤホンとは思えない高音質・高性能です。

高級イヤホンと比較すると、機能は少ないかもしれませんが、シンプルに会話する、音楽聞くという用途では十分です。

特に音楽を聞くことが多い人にはコスパが抜群な「JPRiDE」のイヤホンをおすすめします。

 

 

快適なWeb会議のためにおすすめ3点セット

今回紹介した完全ワイヤレスイヤホン以外にも、Web会議やオンライン授業を快適にするためのアイテムを簡単に紹介します。

「ヘッドセット」「スピーカーフォン」「ウェブカメラ」の3点です。

それぞれ過去におすすめをまとめた記事がありますので、興味があれば参考にしてみてください。

ヘッドセット

>>>【ハンズフリーでWeb会議】マイク付きヘッドホンおすすめ7選【ZOOM対応】

スピーカーフォン

>>>【2020年最新】Web会議に必須 – スピーカーフォンのおすすめ10選【ZOOM対応】【東証一部上場企業で実績】

>>>おすすめのBluetooth スピーカーと用途にあった選び方のポイント【iPhone、スマホ、音楽鑑賞、Web会議、旅行】

>>>【徹底比較】eMeetのスピーカーフォンはどれを選べばよいか − OfficeCore M0、M1、M2の違いを解説

ウェブカメラ

>>>【2020年】Web会議をより円滑に進める – ウェブカメラのおすすめ10選【東証一部上場企業で使用実績あり】【ZOOM対応】

>>>【圧倒的コスパ】3,000円以下で買えるウェブカメラ 10選 − ウェブ会議やオンライン授業におすすめ

 

 

終わりに

この記事ではワイヤレスイヤホンをWeb会議やオンライン授業に使うことを前提として、選び方やおすすめを紹介しました。

「AirPods Pro」の以外の選択肢もたくさんあり、安く、高品質なイヤホンがたくさんあるので、予算と用途を考えて最適なイヤホンを購入してみてはいかがでしょうか。

 

 

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