はじめに
この記事では、OneOdioから発売されているヘッドホン『Pro 50』を実際に使用してレビューします。
『Pro 50』はハイレゾにも対応しているヘッドホンで、DJ用やモニター用にも使うことを想定しています。
お手頃価格で本格的でスタイリッシュなヘッドホンを探してる人におすすめできる製品です。
今回は実際に使用してみた感想を正直に記載しているので、少しでも気になる人は最後まで読んでみてください。
OneOdioとは

「OneOdio (ワンオディオ)」というブランドを聞いたことがないという人も多いのではないでしょうか。
はじめに、「OneOdio」が信頼できるメーカーなのか判断するためにも、会社概要を調べてまとめました。
OneOdio会社概要

「OneOdio」は、中国の会社「一兆数码科技(深圳)有限公司」のオーディオブランドです。
DJ用ヘッドホンを主力としており、低価格でコスパが高いオーディオ機器を扱っています。
2015年に設立された会社なのでまだ歴史は短いですが、サービスは英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、韓国語、ロシア語、スペイン語などにも対応していいるグローバル展開するブランドです。
日本ではAmazonなどECサイトを中心に製品を展開しています。
サブブランドとして、ゲーミングヘッドセットなどを扱う「Eksa」も展開しています。
非常に早いスピードで展開・拡大しているブランドなので、今後も注目です。
会社詳細・ホームページ
企業名 | 一兆数码科技(深圳)有限公司 |
設立 | 2015年11月6日 |
ホームページ | https://www.oneodio.com/ |
OneOdio_JP【公式】: @OneodioJ Eksa-Japan: @EksaJapan | |
https://www.facebook.com/oneodio/ |
保証・返品対応について
保証や返品については、2年保証が付いているので安心です。
製品を購入すると説明書と一緒に「2年間の保証書」が同梱されています。
また、初期の返品についてはAmazonで購入した商品について、原則として未開封・未使用のものに限り商品到着後30日以内の返品を受け付けてくれます。
OneOdio『Pro 50』について

『Pro 50』の基本仕様
『Pro 50』の基本仕様を下記の表にまとめました。
型式 | 密閉ダイナミック型 |
ドライバー | φ50mm NdFeB磁石 |
再生周波数 | 20 – 40,000 Hz |
インピーダンス | 32 Ω |
マグネットタイプ | NdFeB磁石 |
最大入力 | 1600 mW |
感度 | 118 ± 3 dB |
プラグ | φ6.35mmモノラル標準 φ3.5mmステレオミニ |
ケーブル長 | 2 〜 3 m (φ6.35mm) 1.2 m (φ3.5mm) |
コードタイプ | コイル状ケーブル (φ6.35mm) ストレートケーブル (φ3.5mm) |
本当にハイレゾ対応しているのか
OneOdioというメーカーを聞いたことがない人や、『Pro 50』の価格が安すぎて本当にハイレゾ対応しているのか疑問に思っているのではないでしょうか。
結論を言うと間違いなくハイレゾ対応しています。
ハイレゾは一般社団法人日本オーディオ協会で定義・運用されており、協会の「ハイレゾ定義」を満たして認証された製品にはハイレゾのロゴが使用できます。
『Pro 50』も協会に認証されており、ハイレゾ認証ロゴが使用されています。
「一般社団法人日本オーディオ協会のHP」ではハイレゾ認証されて登録されている機器を検索することができ、OneOdioの『Pro 50』も確認することができます。

実際に使ってみたレビュー・感想

ここからは実際に使用してみたレビュー・感想をまとめていきます。
使ってみた結果、音・使い心地ともに価格以上でコスパが良いヘッドホンである感じました。
見た目はスタイリッシュでシンプル

今回使用したモデルは、黒基調なボディにメタリック調、赤の刺繍が入っておりかっこいい見た目でした。
近くでよく見れば価格相応の素材感を若干感じますが、パット見た感じや遠目で見たときには高級感があります。
サイズ感もしっかりとしているので、存在感があり、外で使用しても人目を引くスタイリッシュな仕上がりになっています。
驚くほど軽い
手にとった最初の感想として、本体が驚くほど軽いです。
ずっしりとした見た目に反して、非常に軽く、長時間装着していても疲労感を感じなかったです。
また、ヘッドホンを折りたたんで付属の袋に入れることができるので、持ち運びも簡単です。

イヤーパッドが分厚く柔らかい

イヤーパッドは非常に分厚く、とても柔らかいので締めつけ感や痛みを感じることはなかったです。
また、パッドが分厚く柔らかいことで、メガネを装着していても痛みや不快感はありませんでした。
左右の押さえつけはある程度しっかりあるので、左右に振ってもずれることなくホールド感と快適性を両立できています。
素直に音が聞こえるクセのない音質
音質に関してですが、結論を言うと十分良質で満足のいく音質でした。
音の特徴は高温も低音も誇張されることなく、素直にそのままの音が聞こえます。
音質も独自のドライバーユニットを搭載しており、ハイレゾ対応ということで非常に良いです。
また、ノイズキャンセリングはパッドが耳に密着することで遮音するパッシブノイズキャンセリングで、音楽を流すと周囲の音は殆ど聞こえないレベルに遮断できています。
2つの音源を同時再生可能で「音楽を聴きながらWeb会議」を実現
『Pro 50』の面白い機能の一つが3.5mmのステレオミニプラグと、6.33mmのステレオ標準プラグを両方接続することで2つの音源を同時に再生できることです。
また、『Pro 50』を介してヘッドホンなどに接続すると、1つの音源から2つのヘッドホンなど再生機器で再生することもできます。
この機能はいつ使えばよいか考えた結果、「音楽を聴きながらWeb会議」できることに気が付きました。
参加しているだけのWeb会議やWebセミナー中に音楽が聞きたいと思ったことはありませんか?
このヘッドホンの2つの接続を「1つはWeb会議用のPC」「もう一つは音楽再生用にスマホ」に接続することで『Pro 50』から同時再生ができました。
この使い方をするときは、音楽の音量は小さくしてBGMとして活用することをおすすめします。(会議に集中できず、聞き逃すことがあるので。)
OneOdio『Pro 50』はコスパが高くておすすめ
今回、OneOdio『Pro 50』を使ってみましたが、音も装着感も非常に良かったです。
長時間の使用でも疲れない軽量ボディとパッドのクッション性や、2つの音源を同時再生できるなど面白い機能も『Pro 50』が優れている特徴です。
値段以上の性能だと感じましたので、コスパが高いおすすめのヘッドホンです。
おわりに
今回はOneOdioのヘッドホン『Pro 50』を実際に使ってみてレビューしてみました。
ハイレゾ対応でここまで軽いヘッドホンはなかなか珍しいと思いました。
個人的には会社に内緒で音楽を聴きながらWeb会議という使い方で活用していこうと考えています。