有益な人間関係を判断する簡単な方法【断捨離】

はじめに

近年のSNSの普及も手助けし、多くの人と関わりを持つのが簡単になりました。そんな状況でもSNS上の関わりよりも、仕事や遊びで直接相対する人間関係が自分に与える影響は大きいものがあります。

しかし、その関わる中にもあなたにとって有益な人と無益な人、害悪な人とがいると思います。無益な人と害悪な人との関係は人生にとって無駄なので、断捨離したいですよね。

本記事では、周囲の人の中から自分にとって有益な人を簡単に見つける方法について、私が実践していることを紹介したいと思います。

 

有益、無益、害悪の分け方

まず、あなたにとっての人間関係で「有益」「無益」「害悪」となる人はどんな人かを明確にしましょう。

 

ここでの利害得失はビジネスや自己成長という観点に絞って考えます。そのため、ここで「無益」「害悪」と区分けする人も決して悪い人ではないですし、一緒に遊んだりするいい友人・親友を無理に断捨離する必要はないのでその点はご理解ください。あくまでも、私個人の意見です。

 

「有益」と「無益」

私がビジネス、自己成長の観点で自分にとって「有益」な人は以下のような人です。

  • 自分にない視点の意見を提供してくれる
  • 良い点、悪い点の両方を指摘してくれる
  • プラス思考で行動力がある人

 

他にも多くの要素がありますが、簡単に上げると上記の3点を私は重視しています。

 

まず、自分にプラスになる人は、自分にないものを提供してくれたりする人です。

しかし、いくら自分とは違う素晴らしい考え・観点を持っていても、それを自分に対してアウトプットしてくれないと「有益」とは言えません

そういう点で、上記に挙げた内の最初の2点は重要です。

 

また、3つ目の「プラス思考で行動力がある人」も有益な人と考えます。

プラス思考や前向きな考え方というのは自己研鑽するうえで大切です。そして、それらの思考は周囲に伝染します。

そのため、積極的に行動してその前向きなプラス思考を表現できる人が周りにいるだけでモチベーションの向上につながります。

「あいつも頑張ってるから」「あいつには負けたくない」という感情を抱かせてくれる人は精神的に確実にプラスになります。

 

 

「害悪」な人って

では、逆に自分にとって害悪な人間とはどのような人でしょうか。

私個人の考えでは、以下の人は「害悪」と言わざるを得ないと思います。

  • 何でも否定する人
  • 仕事に私情を入れてくる人

 

まず、初めの「何でも否定する人」は精神的にマイナスになるため関わる意味がありません。

もちろん、時には否定することは大切です。しかし常に否定している人は、たいていの場合、自尊心が高くプライドが高い人です。

そのため、その人は一見いろいろ考えているように見えても、いざ行動するとなるととても消極的な人が多いです。そんな人の周りにいるとあなたも自然と行動力が失われてしまいます。

 

そしてもう一つは、「仕事に私情を入れてくる人」です。

もちろん、休憩時間や休みの日は私情や遊びを大切にするべきです。しかし、仕事の場では、何よりも効率や利益を追求するべきです。

そこに私情を入れてくる人一緒に仕事すると、不必要な業務や人間関係のいざこざに巻き込まれる可能性があります。

挙句の果てにはその人と一緒に仕事しているというだけで、その人に嫌悪感を持っているひとから不必要に嫌われて、敵を作ることもあります。

 

もちろん、これは自己成長やビジネス上の害悪ですので、友人に当てはまったとしても絶交などはしないでください。

公私混同しないで、仕事は仕事、遊びは遊びと割り切って考えましょう。

 

 

有益な人を見つける非常に簡単な方法

前置きが長くなりましたが、ここからは私が実践している「周囲の有益な人の簡単な見分け方」を紹介します。

 

私が実践している簡単な見分け方、それは、

「仕事や業務に不適切な恰好で仕事に行くこと」

です。

これに対して、指摘や注意してくれる人は有益な人であることが多いです。

 

不適切といっても「パジャマで行く」「金髪にする」などの就業規則的にアウトなことをするのではないです。もっと小さな変化、小さな不適切です。

 

私の実例で言うと、「髪を不必要に伸ばして仕事に行く」ことでこの見分け方を実践しています。

仕事上、髪が長いことはルール違反ではありません。しかし、長すぎるとシンプルに邪魔ですし、取引先などではいい印象ではありません。

そこで私は、前髪を口元くらいまで伸ばして仕事に行っていました。目は完全に隠れるくらいです。

そうすると、面白いことにまず同僚から話しかけられる数が減ります(笑)

そして、ほとんどの人は髪を切れとは言ってきません。明らかに不自然で清潔感がないのに誰も指摘しないのです。

そういう状況においても、「髪長いぞ」「そろそろ髪切ったら」と言ってくれる人は有益な人である可能性が高いと私は判断します。

なぜなら、指摘してもその人にはメリットはないですし、その人はシンプルに私のダメなところを指摘してくれる有益な人なのです。

 

このように、簡単に見分けることを私は行っています。非常に簡単ですがかなり良い確率で見分けられるので、学校、職場で一度試してみてください。

人間関係を断捨離する方法

人間関係を断捨離する方法といっても、仕事の関係など簡単に切れないものはあります。その状況でもなんとか自然に断捨離するために実践した方法を紹介します。

 

連絡を返さない

私がまず実践したことは「連絡を返さない」「返事はギリギリまで遅くする」ということです。

プライベートであれば、断捨離したい相手からの連絡はとりあえず保留して、次の日に返すなどしています。こうすることで、1日で終わる会話が2~3日かかり、相手からの連絡も遅くなり、最後は連絡が来なくなります。

自然に関係が切れる、断捨離完了ですね。

 

そして、仕事においては返事を遅くすると言っても限度があります。断捨離するからといって連絡を遅くして業務に支障が出てはいけません。

ではどうするかというと、「期日がある事柄は期日ギリギリに返答する」ということをします。

例えば、断捨離したい人が幹事の飲み会の出欠であれば、「期日ギリギリに返答する」や「期日の次の日の朝に返答する」など迷惑ではないギリギリのラインで返事することを繰り返します。もちろんプライベートの誘いはすべて断ります。

そうして、自然に誘われなくなっていくと、仕事での絡みも減っていきます。但し、仕事上どうしても関わりをゼロにはできないと思いますので、あくまで関わりを減らす方法として考えてください。

 

気を遣わない

そして、もう一つの方法は気を遣わないことです。

嫌な相手にほど気を遣っていませんか。そのせいで切りたい関わりがズルズルと続いてしまっています。

 

嫌な相手に気を遣わないというのは、仲が良い相手に気を遣わないこととは少し違います。嫌われる覚悟を持って断るときはキッパリと、嫌なことは嫌だと言いましょう。

どうせ断捨離する縁なので、嫌われてもいいので気を遣わずに言いたいことを言いましょう。そうすると、無駄なストレスを感じることを少なくなります。

そして、もしかしたら気を遣わずに接することで相手の本性が見えてきて、ごくたまに仲良くなれたりもします。断捨離するのは害悪な人ですが、実は有益な人だったという一面が見えたらラッキーです。

 

 

おわりに

人は一人では生きていけないと言われていますが、それははるか昔の話です。

現代は、インターネットを使うことで簡単にコミュニティを形成できますし、一人で稼ぐ方法もたくさんあります。

無駄な人間関係に足を引っ張られたりすることなく、ストレスフリーな生活を送れることが何よりの幸せであるのではないでしょうか。

断捨離の結果、残った大切な友人、同僚は大切にしてください。一人でも生きることは簡単ですが、もっと簡単に楽しい人生を送れるかもしれません。

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