【就活】ESで面接で話す内容が決まる!面接を通過するためのESの書き方【文章例あり】【理系】

はじめに

就職活動では主に「エントリーシート(ES)」と「面接」で企業に評価をされます。ここで、ESと面接を切り離して考えている人が多いのではないでしょうか

ESの締め切りが近いから、とりあえずで提出しておくという考えで就活を進めている人もいるでしょう。ESが通ってから、面接の内容考えればいいや、面接まで行けるかわからないからと考えていませんか。

実際はESと面接は密接につながっていて、ESを提出した段階で面接での優劣が半分近く決まっています。

そのため、本記事では面接を通過して内定を獲得するためのESの書き方について書きたいと思います。

その前に前提として、最低限の文法や基本は守れているという前提ですので、それができていないと感じる方は、

>>>リクナビ 就活準備ガイド

などをまず読んでから以下を読んでください。



ESは100%で書くべきではない

ESを通過しないと面接に進めないから、何が何でも通過できるESを書かないといけないと思っていませんか。

間違えないでいただきたいのは、就活のゴールは「ES通過」ではなく「内定獲得」であるということです。事前の準備が間に合っておらず焦っている学生ほど目の前の選考を通過することだけに集中してしまい、最終的な目的を忘れてしまっています。一般に、ESの通過よりも面接の通過の方が難しいです。

そのため、ESを書くときは、通過した後の面接まで考えて内容を決めなければいけません。

なぜなら、面接では絶対にESに書いたことを再度聞かれるからです。

面接では、必ずと言っていいほど「志望動機」や「自己PR」を話さなければいけません。それらはESにも書いてますよね。それでも簡単に話してくださいと言われるのがほとんどです。

その際に、ESに書いた内容をそのまま読むだけでは何も意味がありません。面接官の手元にはあなたのESがあるので、それを読むのと同じ情報を与えてもアピールにならないのです。

ではどうすればよいか。それは「ESの段階で面接で話すことを仕込んでおけばよいのです」

例えば、志望動機を適当に書いてみると、

「私は貴社で再生可能エネルギー事業に携わり、発電効率100%の太陽光発電を実現したいと考えています。私は大学院で国際学会に行った際に、地球温暖化が世界的に問題となっていることを知りました。そこで高効率な太陽光発電の実現で地球温暖化を解決し環境に貢献したいと思い、貴社を志望いたしました。」

みたいな感じに書く人が多いのではないでしょうか。

こんな感じに基本を押さえて書けば、ある程度の企業ではESを通過できることでしょう。しかし、これでは面接で困ることが出てきます。それは面接でのネタ切れです。結局、ESを読むだけの面接になってしまえば、何の印象もない学生として落とされるでしょう。

もしこれが自分の100%の情報であるならば、意図的に内容を削ってみましょう。

この内容であるなら、「国際学会に行ったとき」というワードを削ることが有効的です。そうすることで面接で志望動機を聞かれた際に、「国際学会でアメリカに行ったときに、ドイツのシーメンスという企業のプレゼンで~」というような内容を付け足すことができます。文字制限があるESよりも、面接で話した方が個性的なエピソードは光ります。そうすることで、「お、海外経験あるのか。英語もいけるんだ」と+αで良い情報を与えることができ評価upです。

基本的に「結論+理由」で書いていれば、よっぽど変なESでなければ通過するので、面接のネタを温めておきましょう。面接官が質問しやすいように、わざとES内に罠を仕掛けておければ完璧です。

趣味・特技でもアピールするべし

ESで必ずと言っていいいほど書かないといけないのが「趣味・特技」です。ここは特に書くことないからと思って単純に読書とだけ書いている人もいるでしょう。

しかし、自分の個性を最大限に出せるこの項目こそ、ESから面接へとつながるポイントになります。

では、どのようなことを書けばいいのかをお教えします。

私が就職活動していた時は、この2点を書いていました。

  • 音楽ライブ・フェスへの参戦
  • クイズの視聴

この2点を書いていた理由としては、「理系でもアクティブであるアピール」「知的な探求心」をアピールするためです。

企業の求める人材には、積極的で情熱がある人材というものがあります。理系の私は、お世辞にも第一印象はアクティブではないです。しかし、就活の場では積極性のアピールは重要です。そのためアピールのための工夫に私は趣味・特技の欄を活用していました。

音楽ライブ・フェスへの参戦という点で、インドアの趣味と思わせて意外に外に出るのも好きなんだという印象を与えるようにしました。企業の立場になると、私生活においてストレスを発散する趣味を持っているというのは、離職のリスクを低減できる要因なので評価されやすいです。

もう一点のクイズの視聴というところでは、知的な探求心をアピールしていました。面接では決まって「最近ハマっていることはクイズの視聴です。Youtubeで早押しクイズなどを見ることで、会話の先読みや伝えたいことの意図を読む能力が鍛えられていると実感しています」と言っていました。趣味をビジネススキルに結び付けることで会社に入ってからも成長する伸びしろがあることをアピールしました。

 

終わりに

このように、ES→面接の流れを理解することでどのような内容でESを書けばいいかのイメージができると思います。初めに言いましたがESが通ることは目的ではなく、あくまで内定を獲得することが目的です。

そのために、先読みとその準備が大切です。面接で楽して評価を得るためにESの段階から仕込みを入れておくことが勝ち抜くためのポイントになります。常に先取りする意識で就活に挑んでください。そうすることで周囲との差別化ができ、一歩先に進むことができます。

 

 

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