【比較】eMeet OfficeCore『M2』と『M220』の違いを解説 | 2台連結はできるのか

はじめに

この記事では、eMeetのスピーカーフォンOfficeCore『M2』と『M220』の違いについて比較・解説していきます。

『M2』と『M220』は見た目ではほとんど違いはわかりませんが、機能や性能の差があるのか気になっている人がいるのではないのではないでしょうか。

この記事ではマイク性能から、連結可能かなどの機能面を徹底的に比較していきます。

 

『M2』と『M220』の違いを徹底比較

 

『M2』と『M220』の基本仕様や操作ボタンなど機能面を徹底的に比較します。

ここでは、1台で使用したときの各スペックを比べて解説します。

 

基本仕様一覧表で比較

『M2』と『M220』の基本仕様を一覧表にまとめました。

『M220』については2つセットで販売していますので価格はセット価格になっていますが、各仕様は1台での性能となっています。

各スペックは、それぞれに付属する説明書から参照しました。

 

M2M220
価格23,900円37,999円 (2つセット)
対応人数最大8人最大8人
接続方法・USB
・Bluetooth 4.2
・AUX
・USB
・Bluetooth 4.2
・AUX
マイクAIマイク4つAIマイク4つ
マイク感度-26 dBFS-26 dBFS
マイク周波数応答100 Hz 〜 8kHz100 Hz 〜 8kHz
マイク指向性360°全指向360°全指向
バッテリー3.7 V / 2500 mAh3.6 V / 2600 mAh
充電仕様3 〜 4時間3 〜 4時間
使用時間通話10時間通話12時間
充電仕様 (外部)5V / 1A5V / 1A
サイズ125 × 125 × 35 mm125 × 125 × 35 mm
重量300 g300 g

(※ 価格は2020年11月現在のAmazon価格参照)

 

一覧表にして比較すると、バッテリー容量が『M220』のほうが僅かに多いようです。

100 mAhの差なので体感ではわからない程度ですが、通話時間にすると最大で2時間ほどの差になるようです。

その他のマイクやサイズ、接続などに違いはなく、スピーカーフォンとしてのスペックは『M2』と『M220』は同じといって良いでしょう。

 

操作ボタンや入出力端子も同じ

『M2』と『M220』の本体に搭載されている「操作ボタン」や「入出力端子」は配置と機能ともにすべて同じです。

音量やミュートの設定が本体ボタンでできることはもちろんですが、ステータスのインジケータなどひと目で状態がわかるのは非常に便利で、快適にWeb会議をする手助けになります。

配置と機能の詳細は下の画像で確認できます。

 

 

『M2』と『M220』のソフトウェア性能も同じ

上記の一覧表以外にも対応Web会議ソフトウェアや音声処理のアルゴリズムについても比較しました。

結論、『M2』と『M220』の性能は同じです。

どちらも下記の音声処理アルゴリズムを搭載しています。

 

  • VoiceIA™ アルゴリズム,
  • AIアルゴリズム,
  • AIアダプティブノイズ除去

 

また、Web会議ソフトとしては、Skype、Microsoft Lync、 Cisco、Avaya、FaceTime, WeChat 、 Ding Talkなどほとんどのソフトと連動対応しています。

 

『M2』と『M220』どちらも2台連結対応

 

『M2』と『M220』どちらも2台連結することができる機能があります。

現在発売中のeMeetのスピーカーフォンで連結ケーブルを使用した2台連結に対応しているのは3機種あります

  • eMeet Luna
  • OfficeCore M2
  • OfficeCore M220

 

『M220』はスピーカーフォン2台セットに加えて連結ケーブルが付属しているので別途ケーブルなど準備をする手間がなく、すぐに2台で連携することができます。

 

『M2』もしくは『Luna』を2台連結させて使用する場合は、別売りの専用ケーブルが必要になります。

 

※ 追記:2020年3月以前の『M2』は連結非対応なので注意

一点注意していただきたいことは「過去に購入した『M2』は連結対応していない場合がある」ということです。

『M2』は2020年3月以降に購入したものは連結ができるようにマイナーチェンジがされているようです。

 

 

 

2台連結した場合のスペック

 

本体をケーブルで2台接続することで、対応人数が「最大16人」となり、集音性能、音量ともに大会議室に対応できるようになります。

単純に2倍というイメージを持つかもしれませんが、下記の点で2倍以上の快適性を実現します。

  • 操作ボタンがリンクして連動
  • オートゲインコントロール機能で音量自動補正
  • 位置検出機能搭載でLEDで指示

 

操作ボタンがリンクして連動

純正の連結ケーブルを使用することによる連結で2台のボタン操作や音量など動作が連動します

遠くにおいた2台を別々に操作するといった面倒はなく、会議を進行するホストは簡単に音量やミュートの調整ができます。

ただし、ボタンのリンクは純正の連結ケーブルを使用した場合のみ対応なので、代替のケーブルは購入しないようにしてください。

 

オートゲインコントロール機能で音量自動補正

オートゲインコントロール機能は、発言者の距離を自動的に検知して、自動で音量レベルを補正しバランスを整えてくれます。

大人数の会議になるほど、スピーカーフォンからの距離が人によってバラバラになります。

そんな場合も自然な会話をするように話せば、拾った声を調整してくれるので、無理に声を張る必要もなくなります。

 

位置検出機能搭載でLEDで指示

『M2』と『M220』は話し手の方向を自動で検知して、集音しているマイクをLEDライトで知らせてくれます。

誰の声を集音しているかがひと目で分かり、視覚的にもスムーズな会議進行の補助をしてくれます。

集音していることが目で見えることで、毎回のように「聞こえますか?」と確認する手間も省けるので地味に便利な機能です。

 

2台連結を使うなら『M220』がお得

『M220』は連結用のケーブルも付属しているため、これを購入するだけで単体、連結のどちらの使い方も対応できます。

『M2』2台と連結ケーブルを購入するよりも、『M220』は1万円近く安く購入することができます。

会議室が3つ以上あり、その中に10人規模の会議室が含まれるような場合は、スピーカーフォンが2台セットになっている『OfficeCore M220』をおすすめします。

 

 

おわりに

この記事では、eMeetのスピーカーフォンOfficeCore『M2』と『M220』の違いについて徹底的に比較して解説しました。

今回比較した結果、バッテリー容量にわずかに違いがありますが、スピーカーフォンとして使用する上でのマイクや集音性など他の機能は全く同じのようです。

2台連結することで集音性能などが向上しで大規模な会議などでも対応できるようになります。

使用用途に応じて検討してみてください。

 

 

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