はじめに
この記事では、eMeetから新登場したスピーカーフォン「Luna」の紹介をします。eMeetからすでに販売されていたOfficeCore M0、M1、M2との機能面での比較もしています。
2020年には、テレワークやWeb会議、オンライン授業などが急速に普及しました。ZOOMを始めとする会議用ソフトウェアはダウンロードすることで簡単に使えますが、スピーカーフォンやウェブカメラなどのハードウェアの環境が整っていない企業・個人は多いようです。
今回はWeb会議をより快適にするハードウェアの一つとして「スピーカーフォン」を紹介します。『eMeet Luna』はコスパ最強の高機能スピーカーフォンです。スピーカーフォンを導入しようと考えている人にとってこの記事は一読の価値アリです。
eMeet社について
eMeet社はHUAWEI、Harman、TCL、KugouなどのIT大手企業の出身の人たちによって組織された企業です。

eMeet社は世界的にも有名な専門的音声メーカーとしての立ち位置を確立しています。
スピーカーフォン、ウェブカメラなどの様々な高品質製品を扱い、積極的に世界各地の大規模なオンライン販売を行っています。eMeet社の製品は高品質な音で自由なコミュニケーションを実現します。
すでにスピーカーフォンやウェブカメラの大きな販売実績があり、製品の品質やレビューも高いため、信頼できるメーカー・ブランドです。
eMeet Lunaの仕様と特徴を解説
はじめに、スピーカーフォン『eMeet Luna』が優れている機能を抜粋して紹介します。
- Voice IA モード:優秀なノイズキャンセル機能
- 多様な接続方式:USB、Bluetooth、AUX、USB Dongle
- 大容量バッテリー:最大15時間連続通話可能
- 2台連結可能:集音・再生範囲を拡張(ケーブル別売り)
これらの特徴が良いなと思ったら、スピーカーフォンの選択肢に『eMeet Luna』はアリです。
2020年6月現在、Amazonで10,999円で販売されています。同価格帯の製品と比較しても高性能で、なおかつコンパクトなので、コスパ最強なスピーカーフォンです。
Voice IAモード

eMeetが特許を持つ独自の音声信号処理技術を生かしたノイズキャンセル機能がVoice IAモードです。
人の声をしっかりと判別して集音することができるようで、Web会議で気になるキーボードの音やエアコンのノイズなどを抑制することができます。
通話中にBGMを流していても音楽は拾わず、人の声だけを届けることができるほど、ノイズキャンセル機能は優れているようです。(環境や音量などにもよります。)
2台連結可能
オプションの連結ケーブルで「2台のeMeet Luna」を連結することが可能です。
2台連結することで収音範囲や再生範囲を拡張することができます。
連結しても高い音質を保つとともに、音量が最大89dBまで増大します。89dBはかなりうるさい目覚まし時計くらいの音量はあるので広い会議室や大人数の会議でも音量に困ることはありません。
また、2台連結すると集音範囲がかなり広がるので2台購入すれば、どんな規模の会議室でもeMeet Lunaを使い回して使うことができます。
OfficeCore M0、M1、M2との比較
eMeet LunaとOfficeCore M0、M1、M2の「主な仕様」と「価格」を比較した表が下記の表です。
Luna | M0 | M1 | M2 | |
価格 | 10,999円 | 7,799円 | 14,999円 | 23,900円 |
対応人数 | 最大8人 (連結時:最大12人) | 最大4人 | 最大5人 | 最大8人 |
接続方法 | ・USB ・Bluetooth ・AUX | USB | ・USB ・Bluetooth | ・USB ・Bluetooth ・AUX |
マイク | AIマイク3つ | AIマイク4つ | 6+1MEMSマイク | AIマイク4つ |
バッテリー | 2600 mAh | ☓ | 2600 mAh | 2600 mAh |
(※価格は2020年11月のAmazon価格を参照)
この比較表を見ても、機能面ではeMeetのスピーカーフォンの中でトップレベルです。
比較対象としては、「OfficeCore M2」が挙げられますが、まず価格の面で大きく「eMeet Luna」が優位です。マイクが3つと4つで異なる以外は基本仕様は同じです。
しかし、「eMeet Luna」は音質が改善されていること、最新のVoice IAモードが搭載されていること、というように見えない機能の面で進化しています。
多様な接続方法でスマホでもPCでも使用できる点、2台連結することで拡張できる点を考慮すると最初の選択肢としておすすめのスピーカーフォンです。
結局どのスピーカーフォンが買いなのか
前述の比較表の通り、初めに買うスピーカーフォンとして「eMeet Luna」は間違いなくおすすめです。最新の機能搭載でどんなシチュエーションでも使えるので購入後の失敗をしにくいと思います。
一方で、予算の都合でもっと安いスピーカーフォンが欲しいという人、もっと高機能なスピーカーフォンが欲しいという人もいると思います。
そこで、価格帯ごとのおすすめスピーカーフォンを簡単に紹介します。
10,000円以下でおすすめのスピーカーフォン
eMeet OfficeCore M0
Kaysuda USBスピーカーフォン SP200U
10,000 〜 20,000円でおすすめのスピーカーフォン
Anker PowerConf
eMeet Luna
20,000円以上でおすすめのスピーカーフォン
ヤマハ ユニファイドコミュニケーションマイクスピーカーシステム YVC-330
【追記】
eMeetから発売されているお得なスピーカーフォン『eMeet Luna Lite』について基本的な機能や仕様の詳細を解説した記事も投稿しています。
安くて高性能なスピーカーフォンの代表となるポテンシャルがある製品です。
終わりに
Web会議やテレワークなどが急速に広がったように、ソフトウェアの進化と普及のスピードは非常に早いです。
その最新の技術やサービスを十分に活用するためには、それに適したガジェットや機器を使うことが大切です。
どうしても価格帯が高い最新製品には手が出ないという人も多いかと思いますが、勇気を持って購入・使用してみることで、最新の技術に慣れることもできます。
技術に対して食わず嫌いをしてしまうと、あっという間に時代遅れになってしまうので注意しましょう。
過去の記事でもスピーカーフォンについて解説・紹介しているものがたくさんありますので、まだ迷っているという人は参考にしてみてください。
>>>【レビュー】『Anker PowerConf』は持ち運び用のスピーカーフォンとしておすすめ【MS Teams】【ZOOM】
>>>【徹底比較】eMeetのスピーカーフォンはどれを選べばよいか − OfficeCore M0、M1、M2の違いを解説
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