はじめに
この記事では日本の音にこだわるイヤホンメーカー「AVIOT」の完全ワイヤレスイヤホンの各モデルの仕様を徹底比較します。
AVIOTは多くのアーティストとのコラボをしており、インターネット広告などでひと目見たことがあるという人も多いのではないでしょうか。
AVIOTの完全ワイヤレスイヤホンは低価格で高性能でコスパ抜群です。
しかし、低価格で価格の差も少ないため、どのイヤホンを選んだら良いのか迷っている人もいるようです。
そこで今回は、購入時に迷わないために、現在発売中のモデルについて機能を細かく比較していきます。
AVIOTとは

「AVIOT」は、日本のサウンドを熟知した日本人オーディオエキスパートが携わる日本発のオーディオビジュアルブランドです。
公式サイトを見るとflumpoolや大原櫻子、THE YELLOW MONKEYなど非常に多くのアーティストとタイアップしているので、音楽業界からも注目のブランドと言えるでしょう。(AVIOT公式サイト)
日本初のメーカーということで、AVIOTが目指しているのは「日本の音」です。
「日本語」というと世界でも難しい言語に数えられますが、AVIOTではそんな日本語で生活をしている日本人の聴覚特性を熟知したエキスパートが、音響設計からチューニングまで妥協せずに作っています。
日本語を聴き慣れた人の耳に合わせて、アコースティックな曲でも、EDMやヘビメタのような激しい曲であっても、最も心地よく響くように設計されています。
日本メーカーの高い品質が伝わる音づくり、IoTをもっと身近に、誰にでももっと簡単にお使いいただけるイヤホンを目指しているため、価格帯としては非常に廉価でお得なイヤホンが多いことも特徴です。
日本のメーカーとして、細部まで作り込まれた聴き心地が良いイヤホンを提供しているので、今後も注目のブランドです。
AVIOTの完全ワイヤレスイヤホンの仕様を比較
AVIOTは左右が別れた完全ワイヤレスイヤホンを中心に商品を展開しています。
今回取り上げて比較するのは、2020年10月現在発売されている下記のモデルです。
- TE-D01gv
- TE-D01i
- TE-D01d mk2
- TE-BD21f
- TE-D01g
- TE-D01d
各モデルの基本仕様を比較
6種の完全ワイヤレスイヤホンの基本仕様を一覧表にまとめました。
徹底比較した結果、項目が多くなってしまっているので各モデルの中でも優れている仕様は『太字で下線』で記載しています。
気になる防水性能や連続再生時間などもひと目で比較することができます。
<仕様> | ![]() TE-D01gv | ![]() TE-D01i | ![]() TE-D01d mk2 | ![]() TE-BD21f | ![]() TE-D01g | ![]() TE-D01d |
参考価格 | ¥8,910 | ¥9,603 | ¥11,385 | ¥14,652 | ¥7,182 | ¥8,910 |
ドライバー | Φ6mm ダイナミック | Φ6mm ダイナミック | Φ6mm ダイナミック | ハイブリッド ダイナミック×1 バランスド×2 | Φ6mm ダイナミック | Φ6mm ダイナミック |
マイク | cVc8.0ノイズキャンセリング | cVc8.0ノイズキャンセリング | cVc8.0ノイズキャンセリング | MEMSマイク | cVc8.0ノイズキャンセリング | cVc8.0ノイズキャンセリング |
最大通話時間 | 6.5時間 | 4.5時間 | 5.5時間 | 5時間 | 4時間 | 4時間 |
最大再生時間 | 11時間 | 8時間 | 11時間 | 7時間 | 10時間 | 9時間 |
本体充電時間 | 1.5時間 | 2時間 | 2時間 | 2時間 | 2時間 | 2時間 |
充電ポート | USB Type C | USB Type C | USB Type C | USB Type C | USB Type C | Micro USB |
防水規格 | IPX7 | IPX5 | IPX5 | IPX5 | IPX7 | IPX4 |
Bluetooth | 5.2 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 |
プロファイル | A2DP HFP HSP AVRCP | A2DP HFP HSP AVRCP | A2DP HFP HSP AVRCP | A2DP HFP HSP AVRCP | A2DP HFP HSP AVRCP | A2DP HFP HSP AVRCP |
コーディック | AAC SBC aptX aptX Adaptive | AAC SBC aptX | AAC SBC aptX | AAC SBC aptX | AAC SBC aptX | AAC SBC aptX |
各モデルで大きな価格差はないため(¥9,000〜15,000程度)、仕様も大きな差はないように思えます。
普段使いにおいては「連続再生時間」「防水性能」が良いと安心して使えるのではないでしょうか。
AVIOTのイヤホンはカラーバリエーションも豊富で、アーティストとコラボした限定モデルもあるので、好きなデザインや色で選ぶのも楽しいです。
こんな人にはこのモデルがおすすめ

基本仕様を一覧表でまとめましたが、まだ迷っているという人のためにおすすめのモデルを紹介します。
「コスパ」「音楽」「デザイン」という観点で3つのモデルをおすすめします。
コスパ重視なら『TE-D01gv』がおすすめ
「音質」「再生時間」「防水性能」どれをとってもAVIOTの完全ワイヤレスイヤホンの中でトップレベルで、価格も抑えめの『TE-D01gv』はコスパ最高です。
「防水性能 IPX7」はiPhone 8やiPhine Xと同等で”水面下15cm~1mで30分間は大丈夫”というレベルです。汗や雨程度では全く問題ない強力な防水性能なので安心です。
また、コーディックも各モデルの中で唯一「aptX Adaptive」に対応しているため、低遅延で安定した音が実現できます。
コーディックの差は正直気が付かないかもしれませんが、気が付かないくらい違和感がないというのが性能の高さの証明です。
さらに「外音取り込み機能 (アンビエント機能)」も搭載するなど一切隙がないイヤホンです。
『TE-D01gv』には「ゲスの極み乙女。」や「N/A(錦戸亮/赤西仁)」とのコラボモデルもあるので気になる人はチェックしてみてください。
じっくり音楽を聴きたいなら『TE-BD21f』がおすすめ
通話やテレワークではなく、音楽をじっくり聴くことが主の目的という人には『TE-BD21f』をおすすめします。
完全ワイヤレスイヤホンでは難しい「ハイブリッドドライバー」を採用しており、超低音域から高音域まで美しく鳴るチューニングがされています。
完全ワイヤレスイヤホンでハイブリッドドライバーを採用すると大型になったり充電の持ちが悪くなることがありますが、アルミ製で高級感のある軽量ボディで7時間の連続再生を実現しています。
「凛として時雨 ピエール中野」とのコラボモデル『TE-BD21f-pnk』も発売されています。
女性にはのデザインが可愛い『TE-D01i』がおすすめ
おしゃれで可愛いイヤホンなら『TE-D01i』をおすすめします。『TE-D01i』はとにかく女性が使うことを想定してデザインや設計がされています。
お化粧道具かと思うほどおしゃれなケースやパッケージで、本体もフラワーやマーブル模様で可愛いです。
本体のフェースカバーは着せ替えもできるので、洋服や気分に合わせてコーディネートすることもできます。
使い心地の面でも、100名以上の女性の声を反映させてフィット感を追求しているので間違いないです。
デザインだけでなく機能面も他のモデルに引けを取らないのでおすすめです。
アーティストとのコラボも多数
2020年10月現在でも下記のアーティストとコラボレーションしたイヤホンを販売しています。
- 凛として時雨 ピエール中野
- V-YouTuber キズナアイ
- ゲスの極み乙女。
- N/A (錦戸亮/赤西仁)
- 電気グルーヴ 石野卓球
- ヤバイTシャツ屋さん
このほかにもオリジナルCMやアーティストの声といった形でのコラボは多数あります。
詳しくは公式HPを確認してみてください。
おわりに
今回は新進気鋭の国産イヤホンメーカーAVIOTの完全ワイヤレスイヤホンを徹底比較しました。
AVIOTのイヤホンはどれも高性能でかつ値段が安いのでコスパが最高です。
アーティストとのコラボも多数しているということは、音楽業界からも評価が高いという裏付けではないでしょうか。
新商品、コラボの予定もあるようなので今後も目を離せないブランドとして注目していきます。