【レビュー】『Anker PowerConf』は持ち運び用のスピーカーフォンとしておすすめ【MS Teams】【ZOOM】

はじめに

本記事では、Ankerが販売しているスピーカーフォンの「PowerConf」について機能や特徴をレビューします。

働き改革の推進に加えて、フリーランスの台頭、2020年に蔓延した新型ウイルスなどの影響でWeb会議が急速に普及しました。「ZOOM」「Microsoft Teams」などWeb会議用のソフトウェアもかなり広がり、働く上で欠かせないものになっています。

そのような働き方の変化で、自宅や外出先でもWeb会議に参加することも多くなりました。そんなときに「Anker PowerConf」は持ち運び用のスピーカーフォンとしてかなり優秀でおすすめです。

個人、少人数で使うスピーカーフォン、持ち運びに便利なスピーカーフォンを探している人はこの記事を参考にしてみてください。

 

『Anker PowerConf』はどのようなスピーカーフォンか

 

「Anker」といえば、充電器やモバイルバッテリーのイメージが強いかもしれませんが、イヤホンやプロジェクターといったオーディオ関係の製品も高品質なものを販売しています。

今回紹介する『PowerConf』はAnkerがWeb会議やオンラインセミナーといった用途で使用することを想定して発売したスピーカーフォンです。

 

Anker PowerConf の機能・特徴まとめ

Anker PowerConf のスピーカーフォンとしての主な機能・特徴は下記の通りです。

ハードウェア仕様

  • サイズ: 約124 × 124 × 28mm
  • 接続方法: Bluetooth 5.0、USB Type C
  • 全指向性マイク6つ搭載
  • 内部バッテリー搭載: 6700 mAh
  • 本体ボタンで操作可能: 受話音量の調節、ミュート

 

6つの全指向性マイクを搭載することで、360°の音声を拾うことができます。そのため、一つのテーブルを数人で囲んで会議するときにも便利です。

また、大容量の内蔵バッテリーが搭載されているので、一度の充電で最大24時間使用できます。スピーカフォンでここまで大容量のバッテリーが搭載されているモデルは、ほとんどなく、大きな特徴です。

 

ソフトウェア仕様

  • エコーキャンセリング機能
  • ノイズリダクション機能
  • 残響抑制(ハウリング対策)
  • オートゲインコントロール
  • 主要なWeb会議ツール対応: ZOOM、Webex、Skype、他
  • ファームウェアは随時更新

 

非常にコンパクトなボディの中に、音響関係の機能が十分に備わっています。

特に、オートゲインコントロールは、スピーカフォンPowerConfと人の距離に関わらず音量を最適化してくれる機能なので、複数人で会議に参加するときにも全員の声がしっかりと届きます。

音響に関係する機能は、設定不要なものばかりですので、接続するだけで高音質で会議、オンラインセミナーに参加できます。

また、ファームウェアは随時更新されるため、安定性は日々向上します。

 

持ち運び用のスピーカーフォンとして最適な理由

 

スピーカフォンは様々なメーカーから様々なモデルが販売されていますが、その中でも「Anker PowerConf」は持ち運び用のスピーカフォンとしておすすめです。

Anker PowerConfには、持ち運んで外出先で使用する際に便利な機能がいくつか備わっています。

  • オートゲインコントロール
  • Bluetooth 5.0に対応
  • 大容量の内蔵バッテリー
  • モバイルバッテリーとして外部機器の充電可能

 

これらの機能・特徴がコンパクトなボディにすべて備わっているため、持ち運んでオフィス以外で使用する場合にも快適位使用することができます。

 

スマホ利用でも快適

Anker PowerConfは「Bluetooth 5.0」に対応しています。そのため、iPhoneを始めとするスマートフォンとの接続も安定します。

また、スピーカフォンに付いているボタンで音量やミュートなども設定できるため、操作性もよく、スマホでWeb会議に接続しても複数人で参加することも快適にできます。

 

内蔵バッテリーが非常に優秀なスピーカフォン

特に、バッテリー機能が優秀であることが「Anker PowerConf」の強みの一つです。

24時間使用可能な大容量バッテリーを内蔵しているため、2,3日の出張にも対応できます。

さらにモバイルバッテリーとして使用できる機能は他のスピーカーフォンよりも持ち運びに優れる点です。外出先でスマホやタブレットを使ってWeb会議に参加すると、どうしても充電の減りが早くなってしまいます。この問題は、会議が終わればモバイルバッテリーとして「Anker PowerConf」を使用することで解決できます。

 

 

このような機能・特徴から「Anker PowerConf」は持ち運び用のスピーカーフォンとして適しています。

もし、出張や旅行先でもWeb会議やオンライン授業に参加しようと考えてる方がいたら、買いの商品です。

 

『Anker PowerConf』以外におすすめのスピーカーフォン

ここまで「Anker PowerConf」の機能・特徴を紹介・レビューしてきましたが、用途やシチュエーションによっては他のスピーカーフォンの方が良いこともあります。

「Anker PowerConf」が向いてない場合

「Anker PowerConf」を購入する前に知っておいてほしい注意事項があります。これらの注意を読んで合わないかもしれないと思った人は別のスピーカーフォンを検討することをおすすめします。

  • USB-C & USB-A ケーブルは内蔵されていない
  • Linux搭載のPCがサポート外
  • 若干重たい(約340 g)

 

これらは人によっては使用する用途によって、使いにくいと感じるポイントです。

 

PCとの接続用のケーブルは別途持ち運ばないといけないため、忘れることや紛失する可能性があります。

また、Linux搭載のPCをメインに使用している場合は、サポート外ですので、別のスピーカーフォンを使用するほうが良いです。

見た目はメタルで高級感がある一方で、少し重たいという点が気になるというレビューもいくつかあります。

 

これらに当てはまる人は別のスピーカーフォンを検討することをおすすめします。おすすめのスピーカーフォンをまとめた記事が過去にありますので、そちらを参考にしてみてください。

>>>【2020年最新】Web会議に必須 – スピーカーフォンのおすすめ10選【ZOOM対応】【東証一部上場企業で実績】

>>>【2020年下期】最新スピーカーフォンおすすめランキング Top 10|PCのスピーカーとマイクを使うのは完全NG

 

終わりに

今回紹介したAnkerが販売しているスピーカーフォンの「PowerConf」は持ち運び用のスピーカーフォンとしては間違いなくおすすめできます。

特にバッテリーに関しては同価格帯にスピーカーフォンの中でもトップレベルです。

一方で、使用する用途によってはもっと快適なスピーカーフォンがあるかもしれません。決して安い買い物ではないため、用途や環境に合わせて最適なスピーカーフォンを検討してみてください。

少しでもこの記事がその手助けになれば幸いです。

 

最新モデル『PowerConf S3』登場

外観にファブリック素材を使用した新モデル『PowerConf S3』が登場しました。

 

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